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2014年05月11日

我が名は、女子便くん

おはようございます、おパンツです。日曜日、いかがお過ごしでしょうか、おパンツは薄暗い場所でキーを叩いております。

今回は、女子便くん誕生の瞬間をお届けしようと思います。

企画会議で、主人公をどう呼ばせるかで、話し合った結果、……誰かが呟いた「女子便くん」。
即決でした。
このゲームを一言で表す良い名前だと思います。実際に自分が呼ばれた嫌ですけどね。……でも、可愛い女子ならありかしら。


休み時間になると次が体育なので、クラスメートたちは体操服に着替え始めている。
自分も体操服入れを手にした。
何故か、ずっしりと重い。
【主人公】「……?」
体操服入れに手を入れると、ベチャッと濡れた感触が……。
【主人公】「……体操服が濡れてる」
しかもこの匂いは紛れも無くおしっこ。
濡れた体操服は、おしっこの臭いがしている。
しかもほんのり温かかい。
誰かが体操服におしっこをカケた。
いったい誰がこんなことを?
【主人公】「……」
……いじめっ子たちしか思い浮かばない。
さっき、裕子がこの体操服入れを抱えて走ってくのを見たし。
着替えを終えたクラスメートたちが次々と教室を出て行く。
【さおり】「女子便くん、着替えないでどうかしたの?」
【主人公】「……?」
【裕子】「そうだよ、女子便くん、みんなグランドに行っちゃったよ」
【主人公】「……えっ?」
【陽子】「早く着替えなよ女子便くん、それとも何か問題でもあるの?」
【真美】「問題があるならあたしらに相談して、女子便くん」
困り顔で立ち尽くしているといじめっ子たちに囲まれて声を掛けられた。
しかも女子便くんなんて変なアダ名で。
【主人公】「あの、……女子便くんてなに、……もしかしてボクのことなの?」
いじめっ子たちも体操服に着替えていて、教室で着替えを終えていないのは自分一人だった。
【真美】「女子トイレでおしっこを嬉しそうな舐めたんだもん、女子便くんて名前がピッタリでしょう?」
【主人公】「……おしっこって舐めたって、あれは……」
いじめっ子たちに辞書を奪われたからで……。
【裕子】「うん、女子便くん、とっても嬉しそうだったよ」
【主人公】「……嬉しそうなんて嘘だよ」
弱々しく抗議した。
【陽子】「え〜っ、だったら、女子便くんのこと他に何て言えばいいの?」
【主人公】「普通に苗字で……」
【さおり】「あんたの苗字なんて知らないから、やっぱり女子便くんでいいよ、賛成の人は手を挙げて! はい賛成!」
【陽子】「はい、あたしも女子便くんに賛成!」
【真美】「はい、はい、あたしも女子便くんに一票!」
【裕子】「あたしも女子便くん賛成に一票!」
【主人公】「……反対に一票」
【陽子】「はい、4対1で、名前は女子便くん決まり!」
【主人公】「えーっ」
【さおり】「なに、女子便くん、あたしらがちゃんと多数決で決めたのに何か文句あるわけ?」
いじめっ子たちにギロっと睨まれた。
【主人公】「……うっ」
【主人公】「……別に無いです」


この後、主人公は、女子便くんと呼ばれ続けることになります。
……ちょっと羨ましかったり。